平織り

縦糸と横糸との単位当たりの糸本数により構成されていますが、その比率関係によって、

(1)縦糸本数が横糸本数より多いタテ地合いのもの 

(2)縦糸本数と横糸本数がほぼ同じ平地合いのもの 

(3)横糸本数が縦糸本数よりも多い横地合いのもの 

に分類されます。そして、縦横糸の太さ、撚りの強弱、色糸の使い方を変化させることにより地合い・外観の変わったものが生み出されることになります。基本といわれる織り方で、実用的で利用度も高く、摩擦にも強いため大変丈夫です。衣生活の中で用いられる大部分の織物にこの組織が使われています。

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